そうめんは一般的に細いものほどのどごしが良く、高級品とされています。
また、極寒期に作られたものは塩分が少なく、コシの強い良いものとなります。
そうめんには「厄」と呼ばれる高温発酵現象が存在し、厄を越したそうめんはコシが強く、茹でても伸びにくい麺へと変化します。
厄を越したそうめんは「古(ひね)」と呼ばれ、作られた年に出荷される「新(しん)」のものよりもコシがあって美味とされます。
- 商品名
- 太さ
- 長さ
- 手延べ
- 喉越し
- 揖保乃糸 特級
- 0.65〜0.70mm
- 19cm
- ◯
- ◯
- 揖保乃糸 上級
- 0.70〜0.90mm
- 19cm
- ◯
- ◯
- 播龍そうめん
- 0.70mm
- 18cm
- ×
- ◯
- 白絹の糸
- 0.90mm
- 18cm
- ×
- ◯
揖保乃糸
播州地区でのそうめんの生産の歴史は古く15世紀までさかのぼります。
手延べそうめん「揖保の糸」は兵庫県手延素麺協同組合が選抜指定した数件の熟練した製造者が、伝統の製法で幾度も熟成を重ねながら、丹精込めて作り上げた逸品です。
上質の原料小麦を使用し、製造に手間暇かけより細く延ばし、コシがあるほど高級とされています。
茹で上がり清水を流しながらもみ洗いする時のツヤ、口に入れた際に細くツルっとした喉ゴシ、手延べそうめん「揖保の糸」ならではの食感をお楽しみください。
揖保乃糸の等級
「揖保乃糸」には、小麦粉の質や原材料やめんの細さ、製造時期などの違いによって、いくつかの等級があります。
特級とっきゅう
上質の原料小麦粉を使用して、厳寒期(12月〜翌年2月)につくられる絶品です。 製造は組合が選抜指定した熟練製造者に限定されています。贈答用として最もご愛顧頂いている名品です。
太さ|0.65〜0.70mm 麺の長さ|19cm
一束の本数|約480本 重量|50g
製造時期|12月下旬〜翌2月上旬
上級じょうきゅう
「揖保乃糸」の中で歴史のある帯の手延べそうめんです。伝統製法を活かし製品になるまで熟成と延ばしを繰り返し11工程を経て造りあげます。全生産量のおよそ85%を占め、最もご愛顧頂いている名品です。
太さ|0.7〜0.90mm 麺の長さ|19cm
一束の本数|約480本 重量|50g
製造時期|12月下旬〜翌2月上旬
播龍・白絹の糸
播州地方の温暖な気候、豊かにして良質の水、良質な小麦、又瀬戸内の塩に恵まれ、麺づくりに最も適した地域から皆さまにお届けする田靡製麺株式会社のオリジナル麺ブランドです。
明治後期より麺づくり一筋、当たり前のことをいつまでも大切にし、これからも多くの皆様に親しんでいただける播州の味と、安全で安心な食品をお客様に提供してまいりたいと存じます。
弊社製品を心ゆくまで御賞味・御愛用お願い申し上げます。